いんきんたむしと白癬菌
いんきんたむしは白癬菌と呼ばれる糸状のカビの一種が感染することです。
脚の付け根やその周辺にある皮膚に感染することによって発症する疾患なのです。
いんきんたむしの原因菌となっている白癬菌は足に寄生している水虫と同じ真菌になります。
そのため、カビと同じように高温多湿な環境を好んでいます。
熱のこもりやすい股間部というのは白癬菌が非常に好む環境なんですよ。
最初は赤い湿疹がところどころに見られるのですが、その症状が次第に円形状に拡がるようになります。
そして、それとともに周辺部にある皮が向けてしまうようになるのです。
そして、体温が上がって患部が熱を持つようになると痒みはさらにどんどん悪化していくようになるのです。
いんきんたむしは思春期の男性に最も多く見られる疾患なのですが、最近では女性だけでなく高齢者にも増えてきているのです。
いんきんたむしの根絶というのは、白癬菌を死滅されることがなによりも重要なポイントになります。
症状が治まってからも、3ヶ月から4ヶ月はしっかりと股間を清潔な状態に保つようにしなければなりませんよ。
そしてこの予防を継続して続けることによって再発を防ぐことができるようになるんですよ。
そうすればいんきんたむしを予防することができるようになりますよ。
いんきんたむしの原因はなんなの?
いんきんたむしになる原因となっているのは白癬菌に感染することです。
感染源となっているのは様々なものがあるのですが、ほとんどの場合には人から人へと感染していきます。
しかし、犬や猫から感染することもありますが、このような事は基本的には稀なことだといわれています。
いんきんたむしは同居している家族内においての感染が実は最も多いのです。
下着などから衣類にどんどんと感染していきます。
さらに浴室で感染することも多いですし、トイレの便座から感染していくこともあるのです。
また、手に菌が付着し、その後接触感染をすることもあるのです。
また、プールや温泉、公衆トイレなど様々な場所でこのいんきんたむしに感染することがありますので、しっかりと注意をしておくようにしましょう。
いんきんたむしは男性特有の病気だと思われている事が多いのですが、男性はもちろん女性も発症することはあるのです。
最近では女性の方がいんきんたむしを発症する可能性が高くなっているとも言われていますので、十分に注意をしておくようにしなければなりませんよ。
普段からしっかりといんきんたむしに感染しないようにしておくことが重要なんですよ。
そのことをしっかりと覚えておくようにしてくださいね。