白癬菌は名前が変わる?

 

白癬菌というのは名前がどんどんと変わります。白癬菌は身体のどこに感染するかによって、名称というのは変わるのです。

 

水虫で水泡ができる足白癬は白癬菌が足に感染することで発症するものです。いんきんは股に白癬菌が感染しているのです。

 

白癬が体幹、四肢に感染してしまっている場合には、ぜにたむしといいます。さらに爪の水虫というのは爪白癬というんですよ。

 

いんきんの感染を予防するためには、足の水虫から身体の至る部分に感染が広がっていくことがあります。

 

水虫、ぜにたむしなどどのような白癬菌の感染において、感染の拡大を予防する必要があるんですよ。

 

いんきん、水虫などの発病というのは、やはり夏が最も多いです。夏が多い理由というのは、海水浴や更衣室、入浴施設において感染しやすいのです。

 

夏場にはこのような場所にでかけることが多いですよね。さらに、日本の夏というのは高温多湿です。

 

この高温多湿な環境というのは白癬菌の大きな原因となってしまいますので、夏場に水虫を発症しやすくなってしまうんですよ。

 

白癬菌というのはなかなか簡単には改善することができるものではありません。そのため、気長に、徹底的に白癬菌の除去をするようにしましょうね。

 

白癬菌は水虫

 

白癬菌というのは専門用語で、これは一般的には水虫菌と呼ばれています。この白癬菌は真菌でカビの一種になります。

 

このカビは発見されているものだけであってもその種類はなんと10万種類にもなります。その中でも人に病気の原因となっているのは200種類程度になります。

 

その中の20種類程度が白癬菌になります。白癬菌の中でも水虫の原因となっているのはヒト好性菌になります。

 

このヒト好性菌というのはヒトの角質にあるケラチンを餌に生きています。ケラチンは硬いたんぱく質によってつくられているのですが、ケラチンを栄養分として増殖を繰り返します。

 

その結果、角質層の中で広範囲に伸びていき、ケラチンをどんどん餌にしていくのです。白癬菌というのはケラチンを消化する酵素を持っています。

 

このケラチンを栄養源にしますので、この栄養源は人の身体には数え切れないほどあります。これが水虫がなかなか改善されない理由でもあるのです。

 

白癬菌は感染する部位によってそれぞれ名称が異なるのですが、足に感染すると水虫になってしまうんですよ。
普段の生活の中で、水虫を発症してしまうリスクというのは非常に高いです。そのため、水虫を発症しないようにするためにも、しっかりと白癬菌を除菌することができるようにしなければなりませんよ。