我慢できない「いんきんの症状」
かゆみを我慢できなくなるような症状がでる『いんきん』 男性なら少なからず経験されているのではないでしょうか。
特に夏の暑い時期、普段以上に蒸れた状態になる患部のかゆみは、それはもうたまらないものがあることと思います。
思う存分掻こうにも掻けば掻くほどにまたかゆくなり、患部が染みるように痛くもなってくる...。 そればかりか、いんきんの範囲もどんどん広がってしまう...。
そんな悪循環を繰り返しなのが、いんきんの特徴でもありますよね。 いんきんは治りにくいと言われてはいますが、対処法がない訳ではありません。
病院でも診療を受け付けており、当然治療法も提供してもらえます。
ですが実際、その病院に行くことをためらってしまう方が少なくはない現実があります。 その理由はやはり、いんきんが人には見られなくない身体の部位にあらわれる病だからです。
「恥ずかしいなんて言ってられない!」と考える人もいるでしょうが、デリケートな部分を他人に曝け出すという行為に抵抗を感じる人の気持ちは、痛いほどに理解できます。
いんきんを自宅で早く治す方法はこれ!
「病院には行きたくないけれど、いんきんは治したい!」と思う人達に知ってもらいたいのが、自宅でできるいんきん対処法です。
いんきんを現状以上に広げないためにも、 患部を清潔に保つことは大切なこと。
高温多湿の不潔な場所を好む白癬菌を退治する上で、入浴後に患部を乾燥させることは治療の第一段階とも言えます。
また入浴の際には、 白癬菌退治に効果的な専用ソープを使用すると、より症状改善に役立てることができるでしょう。
専用ソープを用いる場合は、副作用のことも考え刺激が強すぎないものを選ぶことも大切です。
「そんなこと?」と思うかもしれませんが、毎日のように着用する衣類に意識をもつことも大変大切なことです。
湿気や蒸れの状態を好む白癬菌にとって、通気性の悪い環境をつくってしまうのは御法度。 できるようであれば、着用する衣類の素材にもこだわってみてください。
下着に関しては、ブリーフのように肌に密着するようなタイプではなく、トランクスのように 風通しの良いものを選ぶ方が効果的だと思います。
そして、いんきんを治療する上で欠かせないとも言えるのが治療薬です。
治りにくく症状を繰り返しやすいことから、一般的に白癬菌に効果のある特効薬はないとも言われていますが、時間をかけて対処することで症状を改善させられる治療薬は存在しています。
いんきんの原因となっている白癬菌は真菌の類いですので、真菌を退治できるような成分が配合されたものが好ましいと言えるでしょう。
時に「皮膚炎だから家にある軟膏を塗っておけば治るかも...」と考える方がいるようですが、それは間違いと言えます。
素人判断で使用した軟膏に含まれている成分によっては、逆に症状を悪化させてしまう可能性だってあるのです。
用いる軟膏などによっては、最初の内は症状が緩和できたようにみえることもあると思います。
ですが、使い続ける内に「あれ?これって悪くなってないか?」という結果になってしまうケースも決して少なくはありません。
いんきんに用いる治療薬を購入したい場合は、 白癬菌によるいんきん専用など、明確に『いんきん向け』であることが表記されている製品を選ぶよう心がけてください。